エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群と地震
2004年10月に発生した新潟中越地震では、自宅が倒壊して3日間以上、自動車の中で寝起きした中高年者の被害者の方に、エコノミークラス症候詳により亡くなられた人が出たというのを新聞やテレビでご覧になった方も多いことでしょう。
なかでも軽乗用車や軽トラックなどの小さい車で避難生活を送った人に多く発生したそうです。
また、避難所で生活していた人々の6人に1人がエコノミークラス症候群の兆候を示していたということです。
災害時のエコノミークラス症候群の予防には、飛行機の場合と同様、ときどきは車の外に出て、歩きまわるなどの足の運動を行うことが必要です。
また車の中で寝る際には、できるだけ足を下げないことや、ときどき足を動かすことも大切です。
エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群 治療
エコノミークラス症候群の治療法としては、肺動脈に詰まった血栓を取り除いて肺の血液の流れを回復させることが目的となるので、
それに応じた治療方法が実施されます。
具体的な治療法として、症状が比較的軽症である場合には、血栓がこれ以上できないようにする薬を服用し、経過をみていく抗凝固療法といった治療方法が行われます。
血栓が広範囲に及んでいる患者さんの場合であれば、詰まった血栓を溶かす作用の持った薬を投与する血栓溶解療法が実施されるようです。
また、エコノミークラス症候群の患者さんで症状が生命の危機に瀕している時など非常に深刻な場合には、薬などで血栓を除去する方法はとらず、血管内カテーテルを用いて薬剤を注入したり、直接的に血栓を摘出する血管内治療法や手術療法が行われます。
エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群を予防するには
飛行機内では座りっぱなしなので、血液の流れがどうしても悪くなりがちです。
こまめに手足を動かしたり、ストレッチ、体操などをして、体を動かすようにしましょう。
血流が妨げられるので足は組まない方が望ましいです。
機内では1時間に1回くらいは離席して足の運動をするといいと思います。
また、時々、深呼吸をしましょう。
航空会社による、座席でできるストレッチや軽い柔軟体操のビデオも参考にしましょう。
飛行機の中は予想以上に乾燥しているので、目安としては5時間で1L以上の割合で水分を補給するようにしましょう。
アルコールやカフェインの入った飲物は利尿作用があるので控えめにしてください。
また、飛行機に乗る際は、ジーパンなど体を締めつける服は避け、ゆったりとした衣類を身につけましょう。
靴を脱いでスリッパに履き替えるのもよいでしよう。
飛行機に搭乗する前には、軽めに飲食をとることも必要です。
エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群になりやすい人
メタボリック症候群をはじめとする生活習慣病の方、外傷や悪性腫瘍のある方、過去に血栓ができたことがある方、妊婦または出産直後の方、
ピルを服用中の方、下肢静脈瘤のある方や下肢の手術を受けたことのある方、凝固機能に異常がある方、肥満者、高齢者、低身長者、喫煙者
などが一般的にエコノミークラス症候群になりやすいと言われております。
そして足の骨折など大怪我をした人や大きな手術をした人は、血栓ができやすい傾向にあるので注意が必要です。
また、飛行機の中で、長時間足を動かさなかったり、水分をとらない人もかかりやすいとも言われています。
このエコノミークラス症候群は機内でだけ起こるものではなく、旅行後1週間以内に起きる場合も多いのです。
その場合は、症状として足の腫れ、むくみ、痛みとして出てきますので、こんな時は、速やかに血液外科、循環器科で診察を受けることを
おすすめします。
エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群とは?
航空機内のエコノミークラスの旅客から多く報告されたため、エコノミークラス症候群という名前で知られるようになりましたが、エコノミークラス以外の座席の旅客もこのような状態になる場合があるため、旅行血栓症という用語も使われています。
エコノミークラス症候群とは、医学的に言うと旅行中、主に飛行機の中で起こる深部静脈血栓症に伴った急性肺動脈血栓塞栓症のことです。
飛行機の中では長時間座ったままでいるため、下肢の圧迫による下肢の静脈のうつ滞と水分不足による血液粘度の上昇が起こり、これが引き金となって血栓ができて血管壁に付着します。
飛行機が目的地に着陸し、席を立つと、長時間圧迫されていた足の静脈に付着していた血栓が血管壁からはがれ、静脈流に乗って肺に飛び、肺の血管を詰まらせて急性肺動脈血栓塞栓症が起こります。
すなわち、いままで元気でいた人が急死することになります。
この血栓が、脳に移動して血管を閉塞させると脳塞栓、心臓の血管を閉塞させると急性心筋梗塞となり、とても危険です。
また、航空機以外にも、長距離列車、バス、船舶、長時間の観劇、パソコン作業など、一定の姿勢を長時間続けていると同様の危険があります。
エコノミークラス症候群とは、医学的に言うと旅行中、主に飛行機の中で起こる深部静脈血栓症に伴った急性肺動脈血栓塞栓症のことです。
飛行機の中では長時間座ったままでいるため、下肢の圧迫による下肢の静脈のうつ滞と水分不足による血液粘度の上昇が起こり、これが引き金となって血栓ができて血管壁に付着します。
飛行機が目的地に着陸し、席を立つと、長時間圧迫されていた足の静脈に付着していた血栓が血管壁からはがれ、静脈流に乗って肺に飛び、肺の血管を詰まらせて急性肺動脈血栓塞栓症が起こります。
すなわち、いままで元気でいた人が急死することになります。
この血栓が、脳に移動して血管を閉塞させると脳塞栓、心臓の血管を閉塞させると急性心筋梗塞となり、とても危険です。
また、航空機以外にも、長距離列車、バス、船舶、長時間の観劇、パソコン作業など、一定の姿勢を長時間続けていると同様の危険があります。